アジアーゴ
ここではハードチーズのひとつ「アジアーゴ」について解説しています。
アジアーゴ |
アジアーゴとは、イタリアを代表するハードチーズの1つ。原産地であるイタリア北部のヴェネト州ヴィチェンツァ県「アジアーゴ村」が名前に由来しています。現在でもこの地で生産されている他、トレンチーノ・アルト・アディジェ州でも作られています。 13世紀頃、アジアーゴ村で生産が始められた当初は「羊乳」を原料にアジアーゴは作られていました。16世紀以降から牛乳が使用されるようになり、現在まで受け継がれています。 アジアーゴには、伝統的な製造方法である「アジアーゴ・ダッレーヴォ」と、現代の主流である「アジアーゴ・プレッサート」という2種類の製法がありますが、アジアーゴ村では現在でも「アジアーゴ・ダッレーヴォ」で生産されています。 【アジアーゴの特徴】
・淡いクリーム色。 ・弾力性のある組織は所々に気孔が見られる。 ・強いクセがあまりないので初心者でも食べやすい。 ・穏やかな酸味にミルキーな香り。 |
<アジアーゴの美味しい食べ方> ・ハチミツをかけて。 ・サラダのトッピングとして。 ・お料理の材料として。 ・赤ワインやロゼワインのお供に。 |